AlCapone(ラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワーク)での研究報告(by共著者)

共著者のBenがAmerica Latina Crime And Policy NEtwork (AL CAPONE)*1というラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワークで我々の麻薬戦争論文を報告してきた。

 

以下は我々の研究についてのネットワークのチェアの連続ツイート。討論者は一番やってることが重なっている先行研究(ブラジルの貿易自由化と犯罪の関係、Dix-Carneiro, Soares and Ulyssea, AEJ Applied 2018)の著者のSoares氏。でちょっとアグレッシブな感じだったようだ。向こうからしたらこちらこそアグレッシブな書き方だ、ということなのだが。まあ仕方ないですね。

 

なおプログラムはここ

ハッシュタグAlcapone2018 で他の論文の紹介も読める。

 

なお、論文には書かなかったが、彼らの論文の1990年代の地域レベルのブラジルの貿易自由化度合い指標と地域の農業依存度の相関は0.9なので、彼らの研究は「農村もデータに含んでいる」どころか「結果はほとんど農村vsそれ以外の比較から来ている」と言ってしまっていいと思う(のに対し我々は都市だけで分析しててそれが重要と言っている)。なので、貢献強調しすぎと言われてるが実は論文に書いてる以上に貢献があると思う。もっとも、それをそのまま本文に書いたらフェアだがむちゃくちゃアグレッシブに映り、書かないとしたらややアンフェア気味にアグレッシブに映るという選択であった。。

*1:この名称と略称考えついた奴は考えついた1日中ドヤ顔して過ごしてそうだ。