2018 日本経済学会(秋)のスライド
9月8日、9日の日本経済学会での「若手・女性研究者のための特別セッション」とパネル「ビッグデータ・機械学習と経済分析」で報告者の方たちがアップされていたスライドおよび動画へのリンク。
今日の日本経済学会での「IT企業”エコノミスト”の生活・仕事・キャリア」で使ったスライドです。https://t.co/zMhEnsQSQX
— 渡辺安虎 (@ystr_w) 2018年9月9日
林 文夫先生の「論文の書き方」のスライドです。日本経済学会の特別セッション2018のものです。イントロは最低でも2週間かけてじっくり…が印象的でした。 https://t.co/pQOJb63Ext
— Yuka Ohno (@yukaohno_econ) 2018年9月10日
日本経済学会 特別セッション(9/9 朝一番)「IT企業”エコノミスト”の仕事・生活・キャリア」by @ystr_w 林 文夫先生の「論文の書き方」と同じパネルで「Academic SEO」について話します。論文のキーワードの選び方などについて話します。年齢制限ありません。スライドは https://t.co/HqeyppVUX7
— Yuka Ohno (@yukaohno_econ) 2018年9月7日
明日(日曜)午後14:40-16:40に学習院大学で行われる、日本経済学会でのパネル討論「ビッグデータ・機械学習と経済分析」(https://t.co/CNiNjYfmW1)で私が使う予定のスライドです: https://t.co/B70vH3k3WN
— 伊神満 (@MitsuruIgami) 2018年9月8日
さる日曜日(2018年9月9日)に日本経済学会2018年度秋季大会でおこなったパネル討論「ビッグデータ・機械学習と経済分析」の動画をアップロードしました。座長は新谷さん、パネリストは私のほか、北川さん・和泉さん・宮川さんで、完全に経済学者向けの内容です。前半60分: https://t.co/4Ea0iJNRSL
— 伊神満 (@MitsuruIgami) 2018年9月14日
○○-guy
産業組織論の人たちでは特定の財の研究で名前が知られていると○○-guy (○○はその財)と呼ばれるようになるらしい。
国際経済学や開発経済学でも特定の財・産業のデータを使うことはあって、以下のような研究があります。[後でもうちょっと何か思うところを付け足します。]
チキン野郎、バラ野郎、パイナップル野郎、サッカーボール野郎どもでトップジャーナルに載ってる人たちは知ってる。今外出中なのであとでリンク貼るか。豚野郎は知らない。ダイヤモンド野郎は知ってるがトップジャーナルかは知らない。ワイン、コーヒー、アパレルは多くて○○野郎になるかは?>RT
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
グレーザー先生に魚野郎と呼ばれた身としては、魚、野菜ではまだ具体性に欠ける(コンクリートでないw)と思いますので一層の鍛錬を積みたいと思います。
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
経済学トリビアですが、確か世界で最初のヘドニック分析は1920年代にアスパラガスでやられているはず。長さとか色とか。
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
チキン (2015 JPE) https://t.co/zNid4KlCje バラ(2015 AER) https://t.co/VWjxMQxYbu パイナップル(2010 AER) https://t.co/R2sTDKrJ4i https://t.co/TDRuwE87DX
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
サッカーボール(QJE近刊)https://t.co/VPcbOUPmba ジャガイモ(QJE 2011)https://t.co/SQTyhzSsv4 ダイアモンド(2007 AER) https://t.co/ClG055iuYg https://t.co/TDRuwE87DX
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
個人的には前ツイートしたリンク先のような、なにそれ?というような財から、どのような場合に植民地貿易が収奪的でないことがありえるのか、という大きな問いに光をあてようとする研究に憧れる。具体的指摘は控えるが5年前初稿で本人のHPにまだ載ってないしいろいろ問題あると思うけど。 https://t.co/rCk03LRrRC
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
○○野郎というが、こういう特定の産業、財に焦点をあて企業間関係などを研究するタイプは(バラ輸出のAERが典型例であれは男2人だが)開発経済学で女性も多いと思う。ただこの手の話ってストーリーが"sexy"かとか業界で当然のようによく使われるのはあれかも。男にもセクシーさはあるが。
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
そういうば、Nunn and Qianのじゃがいもでなくて、別のUS対外食糧援助が紛争を増加させたという2014AER論文の、クロスセクションのある種の初期条件と時間ショックを組み合わせる実証戦略に疑問を提示したWPが出たが、https://t.co/P5wmdPb3Sy
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
これは、じゃがいも、ダイアモンド、もしくはコロンビアの資源価格と農産物価格が紛争に与える異なる影響の論文とか、中国で(女性労働集約的な)お茶価格が女児生存に与えた影響の論文とか、割と多くの特定の財にフォーカスして何かを示す研究に影響する話だと思う。
— 手島健介 (@tetteresearch) 2017年8月30日
AlCapone(ラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワーク)での研究報告(by共著者)
共著者のBenがAmerica Latina Crime And Policy NEtwork (AL CAPONE)*1というラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワークで我々の麻薬戦争論文を報告してきた。
以下は我々の研究についてのネットワークのチェアの連続ツイート。討論者は一番やってることが重なっている先行研究(ブラジルの貿易自由化と犯罪の関係、Dix-Carneiro, Soares and Ulyssea, AEJ Applied 2018)の著者のSoares氏。でちょっとアグレッシブな感じだったようだ。向こうからしたらこちらこそアグレッシブな書き方だ、ということなのだが。まあ仕方ないですね。
なおプログラムはここ。
ハッシュタグAlcapone2018 で他の論文の紹介も読める。
Benjamin Feigenberg will now present "The violent consequences of trade-induced worker displacement in Mexico"
— Juan Vargas (@juanf_vargas) 2018年9月6日
Summary: Sean Penn claims that El Chapo justifies his job as a drug trafficker with the lack of job opportunities in his area. Gary Becker would agree#AlCapone2018
The paper looks at the effect of trade-induced job loss on homicide rates and patterns of drug trade in Mexico
— Juan Vargas (@juanf_vargas) 2018年9月6日
Findings: Trade indices job losses increase crime, driven by municipalities with drug trafficking organizations
Channel: Substitution toward cocaine trade#AlCapone2018 https://t.co/nTxnYgHtP6
Cool instrument: predicted exposure to U.S. imports from China that compete with Mexican manufactures that affect more some municipalities than others#AlCapone2018 https://t.co/wKFTjThH7g
— Juan Vargas (@juanf_vargas) 2018年9月6日
Discussion by the great Rodrigo Soares from @ColumbiaSIPA
— Juan Vargas (@juanf_vargas) 2018年9月6日
1. Back to usual praising
2. Convincing results that the China trade shock increased homicides in Mexico. DTO channel is less convincing
3. Too much effort on claiming the paper is different from previos lit.#AlCapone2018 https://t.co/y8kQ5vWswU
Soares feels uncomfortable about point 3 below. That is not the case at all!#AlCapone2018 https://t.co/tGiZ3hb18U
— Juan Vargas (@juanf_vargas) 2018年9月6日
なお、論文には書かなかったが、彼らの論文の1990年代の地域レベルのブラジルの貿易自由化度合い指標と地域の農業依存度の相関は0.9なので、彼らの研究は「農村もデータに含んでいる」どころか「結果はほとんど農村vsそれ以外の比較から来ている」と言ってしまっていいと思う(のに対し我々は都市だけで分析しててそれが重要と言っている)。なので、貢献強調しすぎと言われてるが実は論文に書いてる以上に貢献があると思う。もっとも、それをそのまま本文に書いたらフェアだがむちゃくちゃアグレッシブに映り、書かないとしたらややアンフェア気味にアグレッシブに映るという選択であった。。
*1:この名称と略称考えついた奴は考えついた1日中ドヤ顔して過ごしてそうだ。
The Violent Consequences of Trade-Induced Worker Displacement in MexicoがAER: Insightsに採択
メキシコにおける、国際競争に伴う労働市場ショックが麻薬戦争に与えた影響を示した論文(The Violent Consequences of Trade-Induced Worker Displacement in Mexico, with Dell and Feigenberg)がAER: Insightsに採択されました。論文はhttps://t.co/SYdopo2cSU
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
(1/8) pic.twitter.com/UHiy0SaBC4
製造業労働者の減少が麻薬輸送・殺人件数に与えた影響を製造業における中国との米国市場での競争要因変数を操作変数にして推定した結果、国際密輸を行ってるような非合法組織が活動してる地域でのみ男性非熟練労働への負のショックがコカイン輸送、殺人を増やしているという結果です。 (2/8)
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
世界的に殺人件数が多い場所というのは途上国特にラテンアメリカ都市部でかつ麻薬密輸ルート関係場所が多くを占めているわけですが、そこでの労働市場ショックが男性非熟練労働者の麻薬組織への吸収、組織の活動の活発化、抗争の激化につながると解釈できる結果の発見が貢献です。(3/8)
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
我々の分析期間(2011年まで)麻薬戦争の死者の大部分は犯罪組織間/内の殺し合いによるものなので、数年前は悪者同士が殺しあうことのどこが問題なのかという意見が結構あったのですが、職の機会があれば「悪者」にならず死ななかったかもという発見が個人的に論文を完遂する大きな動機でした。(4/8)
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
メキシコでは7月に大統領選挙がありますが奇しくもその有力候補は経済社会政策を通じ犯罪組織の採用力を低下させることを治安政策の1つとしてます。なお当研究の政策への適用には雇用機会の減少と増加で影響が異なる可能性(当研究では捨象)に留意が必要と思います。https://t.co/KB7OC1WPbm (5/8) pic.twitter.com/fW3S6w9QAd
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
"AER: Insights"は米国経済学会が発行を開始したばかりの新雑誌でAERと同等の質だけど簡潔に書ける論文に特化した雑誌を目指しているという触れ込みのものです。https://t.co/I9pB8dOccZ が皆がそう思ってその質の論文が投稿/掲載されていくかは不明で雑誌の評価がわかるのは当分先かと。
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
(6/8)
雑誌の評価はさておき、やりたかったがデータ・実証戦略や時間・労力の制約上できなかった分析もあり、今後もこのトピックで研究を継続予定ですし、そうすることで今回の論文の価値を上げていくことでこの新雑誌の価値を高めていくことに貢献したいと思います(ツイッター上のステマもします)。(7/8)
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
最後に、ツイッターつながりの方たちがいる所では阪大・京大・東大・マクマスター大・京都夏の会合で報告させて頂いて、論文の売りを決める材料や実証戦略を自分自身がより深く理解する材料となった様々な有益なコメントを頂きました。ここにお礼申し上げます。(8/8)
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年6月15日
男女比の影響の研究
あとで何か足すかも。
Grosjean and Khattar 豪州で建国当時男女比率が偏っていたが(男が多い)その中でも初期に男性比率が高かった地域は今でも女性の結婚率が高く、余暇が長い一方、労働参加率、専門職率が低く、男女の役割について保守的な価値観を持っているという研究 REStud 近刊 https://t.co/OuHkvZ5AHN
— K. Teshima 手島健介 (@tetteresearch) 2018年8月12日
まあ、真っ先に思いつく他仮説は初期に男性比率の高い地域は鉱山のような力作業-男性労働力需要が高い産業中心だったんじゃないかというものだが、(自分で行き先を選べない)地域の流刑囚人の男女比率という豪ならではの操作変数を使った分析もしてるし、そういう産業要因はコントロールしてる模様。
— K. Teshima 手島健介 (@tetteresearch) 2018年8月12日
論文タイトルは何かの歌かららしい。教養のない私にはわからなかったがこういうのでクスッとさせることが重要な研究スキルだとしたら恐ろしい(そうでないタイトルの論文いくらでもあるが)。いつか、Yours is mine, mine is mine. とかIf you give up, it is a game-over. とかタイトルをつけてみたい。
— K. Teshima 手島健介 (@tetteresearch) 2018年8月12日
消費と余暇が正に入る効用関数の下での家計メンバー間交渉モデルだと男性比が増え女性の交渉力が上がると女性の余暇が増えるが(稼がなくなった後に夫が糟糠の妻を捨てるとかだから働き続けるとかいう話は入ってない)が、女性労働の動学的な効果が価値観変化も伴う長期的には大きいということなのかも。
— K. Teshima 手島健介 (@tetteresearch) 2018年8月12日
なお、この間のジョブマーケットで男女比変化逆というかフランスで第一次大戦後男がたくさん死んで女性比率が高まった地域では、女性の労働参加が促進され、女性の労働に関する価値観も世代間にわたって変わったという論文を書いた学生がいた。https://t.co/tlzR5BKj59
— K. Teshima 手島健介 (@tetteresearch) 2018年8月12日
日本では、いうと、小笠原・古村論文だと、太平洋戦争で男性が多く死に女性比率が増大した地域では、婚姻内出生数が増え、出生アウトカムが低下しそれが中長期的に持続という女性の交渉力低下と解釈される結果になっているようです。ssrnメンテ中なので記憶ベースですが。https://t.co/KNwkIPWFne
— K. Teshima 手島健介 (@tetteresearch) 2018年8月12日
仏のような女性労働参加率上昇だけでは出生アウトカムの低下はともかく出生増は説明できないと思うし、女性労働参加率増と出生数増大・出生アウトカム悪化、両方起きてても矛盾はしないが、関係は気になるし、この分野の人なら一層そうでは。メンテ中で論文読めないから分析してたかもしれないけど。
— K. Teshima 手島健介 (@tetteresearch) 2018年8月12日
NBER Summer Insitute 2018 (Urban Economics)
7月26日、27日でNBER Summer InstiuteのUrban Economics Meetingに参加。共著者が共同研究論文を報告。
プログラムは
http://papers.nber.org/sched/SI18URB
行きの便の遅れによって初日の夕方到着になり初日のほとんどを聞けなかったが、聞いた報告でツイートしたものを以下にはっておく。
仏旧植民地の都市は英旧植民地の同規模の都市に比べ、植民地時代から存在した部分もそれ以降に開発された部分もコンパクト(広がり、空地、不規則な形が少ない) という論文Baruah, Henderson, Peng https://t.co/xs6mArmXjJ
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月27日
Global Human Settlement Layerデータを使用 https://t.co/n5REX5aHTh
大都市が労働者を生産的にするのか、大都市が高生産性労働者をセレクトするのか、を賃金(残差)の分布の最頻値を使い検証する方法を提案した論文(一定の仮定でセレクションは最頻値以下の累積密度に影響するが最頻値に影響せず生産性効果は逆というアイデア) Rosenthal&Hales https://t.co/oOPi6CcTEB
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月27日
デンマークのある時期難民がどの都市に住むかが都市の人口規模その他に応じ難民の特徴希望に関係なく決まってたことを使い都市規模の賃金の経路への影響を研究 https://t.co/UjoOZUrPNm 都市規模じゃなくてコペンハーゲンの効果だとか難民を見てるからこその結果だと外的妥当性に難ありとされてた
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月27日
途上国の多くの国の都市と農村のデータで生活環境(公害、犯罪)を比較し、都の高賃金に対し農村が都市を明らかに上回るものはなく開発経済学者が想定する空間均衡は存在しないという研究 https://t.co/NKjVCeuODI 考慮すべき変数がまだ沢山ある(討論者は10個列挙)のでタイトルは変えろと討論者と主催者
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月27日
19世紀ロンドン広域地域発展を鉄道が可能にした職住分離機能に注目して誘導系+数量都市経済モデルで検証。モデルから20世紀初頭の居住通勤パターンと19世紀鉄道拡大パターンと地価データから19世紀のロンドン内人口変化パターンをうまく再現 Heblich, Redding and Sturm https://t.co/YPfC1wAad1
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月27日
ムンバイで都市の15%の面積を占めてたが放置されてた旧繊維工場跡地が再開発可能になったことの周辺地域の土地利用、特にスラム率への効果をスラムを衛星写真から捕捉する手法を大幅に改善しつつ検証してそれを数量空間モデルで解釈 Gechter and Tsivanidis https://t.co/tjUM95KaMO
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月27日
インドの多くの都市でグーグルマップを使ってたくさんの経路・時間帯で所要時間を検索し各都市の都市内移動の困難さが混雑してるから困難なのか、混雑してなくても(道路の質の問題などで)困難なのかを区別しようとした論文 https://t.co/4mYK2VOHpy
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月27日
なお、Summer Instituteに参加したことへの感想は、以下の通り。
さて、今回のNBERSIでは報告共著者が0歳児の母なので、代打で入れるよう自分でスライドも作り(英語力スタイルの違いがあるので)、練習し、外部セミナー報告もやって戦闘力?を落とさないようにしてたわけだが、晴れてスライドは無用となり晴れた気持ちで削除した...が別に削除する必要もなく復元した。
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月30日
まあ共著者の報告は文句ない出来栄えで研究を売るには完ぺきだったが、その場の参加者で自分を知らない人に自分を売るには自分自身で報告しないとあかんなとも思った。質問くれた人あとでフォローして回ったとき「ああ君が共著者なの」みたいな反応が多かった。なので自分がいた意味があったわけだが。
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月30日
論文報告以外のメリットとしては、他論文も討論者と聴衆のレベルが高くて勉強になる(ある論文の最重要先行研究がA and B (201X)だとしたらAさんもBさんもいて深いコメントをする感じ)、その場にいることでおいしい話に加われることもあるかもしれない、参加自体の自己満足がある、くらいですかね。
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月30日
なお、2年連続で報告で一番笑いを取ったことを申し添えておきます(そこかよ)。ただ私がスタンバって撮ったこの写真部分が一番盛り上がったところではなかったが。プログラム全体で一番笑いが起きてたのは我々の討論者がこの研究まとめ、と"ADH meets El Chapo"として顔写真を並べたスライドだったが。 pic.twitter.com/2SiGjcU7Qu
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月30日
蛇足の蛇足だが、こういうスライドは共著者によるとイントロの最後に、これから本題に入るよ、というところで観衆をリフレッシュさせるために入れるのが効果的らしい。去年は笑いを取ることしか考えてなかったのでとても参考になった。
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月30日
もう1件、今更だが、他研究の報告スライドで回帰結果の表を論文からコピペしたせいで小さく見にくいうえに報告で話したい重要情報以外も入ってしまい焦点が弱くなってたのが多かった。スライド用にテイラーメイドしましょう。私もK戸大、C央大ではやらかしたのですが(汗)。
— tetteresearch (@tetteresearch) 2018年7月30日
築地論文 RIETI テクニカルサマリー
企業業績における近隣効果:築地市場水産仲卸立地抽選による検証
https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/18e044.html
論文のイントロ、東京全体の小売店の集積パターンの分析、理論付録は論文中の扱いと場所も含め今後大工事しますが、ノンテクニカルサマリーのメインポイントは今後も大きくは変わらないと思います。