2018 日本経済学会(秋)のスライド

 

 9月8日、9日の日本経済学会での「若手・女性研究者のための特別セッション」とパネル「ビッグデータ・機械学習と経済分析」で報告者の方たちがアップされていたスライドおよび動画へのリンク。

 

○○-guy

産業組織論の人たちでは特定の財の研究で名前が知られていると○○-guy (○○はその財)と呼ばれるようになるらしい。

 

国際経済学や開発経済学でも特定の財・産業のデータを使うことはあって、以下のような研究があります。[後でもうちょっと何か思うところを付け足します。]

 

 

 

 

 

 

 

 

AlCapone(ラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワーク)での研究報告(by共著者)

共著者のBenがAmerica Latina Crime And Policy NEtwork (AL CAPONE)*1というラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワークで我々の麻薬戦争論文を報告してきた。

 

以下は我々の研究についてのネットワークのチェアの連続ツイート。討論者は一番やってることが重なっている先行研究(ブラジルの貿易自由化と犯罪の関係、Dix-Carneiro, Soares and Ulyssea, AEJ Applied 2018)の著者のSoares氏。でちょっとアグレッシブな感じだったようだ。向こうからしたらこちらこそアグレッシブな書き方だ、ということなのだが。まあ仕方ないですね。

 

なおプログラムはここ

ハッシュタグAlcapone2018 で他の論文の紹介も読める。

 

なお、論文には書かなかったが、彼らの論文の1990年代の地域レベルのブラジルの貿易自由化度合い指標と地域の農業依存度の相関は0.9なので、彼らの研究は「農村もデータに含んでいる」どころか「結果はほとんど農村vsそれ以外の比較から来ている」と言ってしまっていいと思う(のに対し我々は都市だけで分析しててそれが重要と言っている)。なので、貢献強調しすぎと言われてるが実は論文に書いてる以上に貢献があると思う。もっとも、それをそのまま本文に書いたらフェアだがむちゃくちゃアグレッシブに映り、書かないとしたらややアンフェア気味にアグレッシブに映るという選択であった。。

*1:この名称と略称考えついた奴は考えついた1日中ドヤ顔して過ごしてそうだ。

The Violent Consequences of Trade-Induced Worker Displacement in MexicoがAER: Insightsに採択

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男女比の影響の研究

あとで何か足すかも。

 

 

 

 

 

 

NBER Summer Insitute 2018 (Urban Economics)

 

7月26日、27日でNBER Summer InstiuteのUrban Economics Meetingに参加。共著者が共同研究論文を報告。

プログラムは

http://papers.nber.org/sched/SI18URB

 

行きの便の遅れによって初日の夕方到着になり初日のほとんどを聞けなかったが、聞いた報告でツイートしたものを以下にはっておく。 

 

 

 

 

 

 

 

 

なお、Summer Instituteに参加したことへの感想は、以下の通り。

 

 

 

 

 

 

築地論文 RIETI テクニカルサマリー

 

 

企業業績における近隣効果:築地市場水産仲卸立地抽選による検証 

https://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/18e044.html

 

論文のイントロ、東京全体の小売店の集積パターンの分析、理論付録は論文中の扱いと場所も含め今後大工事しますが、ノンテクニカルサマリーのメインポイントは今後も大きくは変わらないと思います。