備忘録

再現性向上のためのreplicationチェック:米国経済学会データエディター制度の取り組み

「再現性向上のためのreplicationチェック:米国経済学会データエディター制度の取り組み」というタイトルの記事を経済セミナー2023年2・3月号に掲載していただきました。 www.nippyo.co.jp 同誌編集部のご厚意により全文を同誌編集部Noteに掲載していただき…

ショートペーパーを扱う雑誌の拡大(2021年2月時点)

2年くらい前に米国経済学会が新たに創刊した雑誌American Economic Review: Insights (AER: Insights)についての雑感と経験談を書きました。tetteresearch.hatenadiary.jpその際に、新雑誌が成功しないかもしれない要因として、 リジェクトされたら次にどう…

AER: Insightsについての雑感

2017年12月に米国経済学会が新雑誌"American Economic Review: Insights (AER: Insights)"の創刊をアナウンスし論文投稿受付を開始しました。2019年に創刊号が出る予定です。 私の論文"The Violent Consequences of Trade-Induced Worker Displacement in Me…

9月24日-9月30日 有用twitter リンク

1.開発経済学(NEUDCに報告申し込みされた論文)のテーマ 開発経済学のいま1. ブーム継続中、むしろ、より流行りつつある2. ポリエコ(や制度・汚職)研究が増えている3. 調査地は今やアフリカと南アジアが中心で、ラテンアメリカは下火4. RCT・自然実験が相変…

AlCapone(ラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワーク)での研究報告(by共著者)

共著者のBenがAmerica Latina Crime And Policy NEtwork (AL CAPONE)*1というラテンアメリカ経済学会犯罪の経済学ネットワークで我々の麻薬戦争論文を報告してきた。 以下は我々の研究についてのネットワークのチェアの連続ツイート。討論者は一番やってるこ…

男女比の影響の研究

あとで何か足すかも。 Grosjean and Khattar 豪州で建国当時男女比率が偏っていたが(男が多い)その中でも初期に男性比率が高かった地域は今でも女性の結婚率が高く、余暇が長い一方、労働参加率、専門職率が低く、男女の役割について保守的な価値観を持って…

NBER Summer Insitute 2018 (Urban Economics)

7月26日、27日でNBER Summer InstiuteのUrban Economics Meetingに参加。共著者が共同研究論文を報告。 プログラムは http://papers.nber.org/sched/SI18URB 行きの便の遅れによって初日の夕方到着になり初日のほとんどを聞けなかったが、聞いた報告でツイー…